s-glassworks’s diary

ガラスノコト ときどき ホカノコト

ペインターズキルン SV

ガラスのフュージングを本格的に勉強するには私の大切な仲間のフュージング窯第1号「ごえもん」では無理ということがわかり、、、

 

インストラクターの資格を取るついでに(いや、ついでではなくかなりの覚悟)きちんとした電気炉を購入することにしました。

 

その名も「ペインターズキルン SV」

f:id:s-glassworks:20231109203313j:image

わんこの後ろの冷蔵庫みたいなやつ。

 

それなりの値段なので、ものすごく考えたけど

ちょうど日本ヴォーグ社のSALEがあり、割安で購入できるということで(それにしたって頑張った)思い切って購入しました😊

 

電子レンジの窯は10分くらいで焼成できたけれど、これは一度稼働すると取り出しができるまでにかかる時間はなんと15時間後‼️😵

 

それだけゆっくりと焼いてゆっくりと冷やすことが良い作品作りには必要不可欠ということなんですね、、、(電子レンジの窯にも良いところはあるよ)

 

このペインターズキルン君、、、個体ごとにクセがあるらしく、ベストな温度を探るまでのテストが必要。

 

私の場合、フルフュージング(完璧に溶かす)は780度→770度→760度と10度ずつ下げ、ようやく決定。(この時点で3日)

 

タックフュージング(形を残して溶かす)においては730度→720度→710度とこちらも10度ずつ下げてようやく決定(プラス3日)

 

テストだけで6日もかかりました😵‍💫せっかちな自分、よく耐えた。

 

でもまあ、一度自分の窯の適正温度がわかればあとはそれでずっといけるので〜。

 

ステンドグラスとガラスフュージング。

この2つの技法を使ってこれからあれこれ実験してみたいと思います〜😆

 

もちろん電子レンジの窯もこのまま大切に使うよ!私のガラス歴史の中の大切な道具の一つです!