s-glassworks’s diary

ガラスノコト ときどき ホカノコト

15時間後に会いましょう💓👋

ようやく私の電気炉の溶かす温度を決めるテストフュージングが終わり、好きなものをトライできるようになりました。


とは言ってもまだビビってるので

まずは『まるまる』作りから。


5ミリ角にカットしたガラスやカケラを

あれこれ並べてどんな風になるのか実験。

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電子レンジ窯で、すでにまるまる作りは経験済みですが、この緊張感はなんだろう、、、。


実はこの電気炉、一度窯のドアを閉めたら

開けることができるのは約15時間後‼️

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5時間かけて目標温度に達して

20分そのままキープ。

そしてその後は約10時間かけて

ゆっくりと冷却します。


ガラスはゆっくり熱してゆっくり冷却する必要があるのですね、、、、。


そんなわけで、15時間経たないとガラスたちが

どうなったのか結果を見ることができない。


そしてその結果に向かう工程を見ることもできない。(窯は密封なので)

 

ガラスたちが美しく変化を遂げるところを見ることができないのは悔しいけれど、

そこが尊いというか、、、


自分の手から離れたところで出される

結果を待つという過程が

この緊張感を生んでいるのかもしれません。


前日15:00に窯入れして、翌る日の朝6:00。

ドキドキしながら開扉!

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いやー美しい😍

食べたい😍

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とりあえずホッとした朝でした。

早く使いこなせるようにならなきゃー💦

 

ロシアの耐えて耐えてウォッカ🤣

ささささ寒いっ!

急にこの気温!ついて行かれない🥶

我が家のワンも寒いらしく

ずっとお布団の上におります。かわいいのぉ~

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さて、今日は音大生Cちゃんが

ラフマニノフ前奏曲の歌い方がしっくりこないと悩んでいたので

ちょうどレッスン指導で教室に来ていたチェロのS先生に協力してもらい

一緒にレッスンすることにしました。

 

ピアノの音は出したら減衰するしかないのですが

弦楽器は自由自在に音の増減をしながら弾き続けることができるので

息の長い旋律をS先生はどんな風に演奏するのか・・・

そこからヒントをもらおうとしたわけです。

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ラフマニノフの息の長い太い旋律を演奏するには

寒い寒いロシアの暗い冬を耐えて耐えて耐え抜いて

ウォッカ煽って歌うのよー‼️』

とS先生の先生はおっしゃっていたそうです🤣

 

厳寒のロシア、暗い空、厳しい生活、、、は想像できるけど、ウォッカかぁ~。

 

いや、でもなんとなくわかる気もするよ。

ロシア語とか全くわからないけど

007とかで聞くロシア語はウォッカなかっこいい感じがするよね。

(すごい結びだけど)

 

 

それはさておき

 

 

Cちゃんは一緒に弾いてもらったことで

ブレスの取り方や音楽の運び方

たくさんのヒントを得られた様子です。

 

ピアノはピアノだけ弾いてたらダメなんだよね。

他の楽器や歌もたくさん聴かないと〜。

もちろんオーケストラ曲もね。

 

なんだなんだ!どーした私?

昨日今日とまともに勉強してる感じがするぞ?笑

 

S先生、ありがとうでした〜💓

 

 

ジョージ ハリオノ ピアノリサイタル

今日は銀座YAMAHAホールへジョージ ハリオノのリサイタルを聴きに行きました。

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Instagramで時々流れてくる演奏がとてもよくて気になりフォロー。

https://instagram.com/georgeharliono?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

 

インスタにアップされる動画はどれもドンピシャで好きな演奏ばかり。毎回タダで楽しませてもらってました。

 

そんなこんなしてるうちに今年のチャイコフスキーコンクールで2位を獲得した彼。すごい人だったんじゃんっ‼️やっぱりな‼️

 

今日のリサイタルはギリギリ駆け込んで、座った途端に始まった演奏がベートーヴェンピアノソナタ11番。ぬおーーーーーっ😆

 

昨年、姪っ子が受験で弾いたので散々お付き合いした曲、、、。当たり前だけど上手!いやー、参った😵💦

 

美しいピアニシモから堂々としたフォルテシモまでレンジの大きい演奏で、あらゆる声部の存在感がしっかりして、まるでオーケストラのような演奏でした。

 

そしてちょっとしたニュアンスの付け方にフッと粋な色っぽい感じもあって、クラシックの領域を超える楽しさもあり、、、。

 

圧巻だったのは、シューベルトのさすらい人弾いて、ペトルーシュカ弾いた後のアンコール‼️

 

リベルタンゴRyuichi Sakamotoホロヴィッツ編曲カルメン④Joh Hisaishi⑤シューマン、⑥Moon River

 

となんと6曲も弾いてくれて😆

 

もう、ノリノリになったり、泣いたり、ひゃーってなったり忙しく感情揺さぶられすぎたアンコールでした笑笑

 

いや、しかしほんと頭の中どうなってるのか。

あんなにたくさん暗譜で弾いて笑

 

 

彼自身も楽しんで弾いてるように見えたんですよね。なんか演奏している姿も好感持てて。

 

最後の方は感動と親近感が混ざりまくって原田泰造さんが弾いてるように見えました笑(大好きですけど)

 

帰りはクリスマスの雰囲気が漂い始めた銀座の街並みをクールダウンしながら歩きました。

 

ツーリストに混ざってちゃんと写真撮ったしー笑

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ペインターズキルン SV

ガラスのフュージングを本格的に勉強するには私の大切な仲間のフュージング窯第1号「ごえもん」では無理ということがわかり、、、

 

インストラクターの資格を取るついでに(いや、ついでではなくかなりの覚悟)きちんとした電気炉を購入することにしました。

 

その名も「ペインターズキルン SV」

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わんこの後ろの冷蔵庫みたいなやつ。

 

それなりの値段なので、ものすごく考えたけど

ちょうど日本ヴォーグ社のSALEがあり、割安で購入できるということで(それにしたって頑張った)思い切って購入しました😊

 

電子レンジの窯は10分くらいで焼成できたけれど、これは一度稼働すると取り出しができるまでにかかる時間はなんと15時間後‼️😵

 

それだけゆっくりと焼いてゆっくりと冷やすことが良い作品作りには必要不可欠ということなんですね、、、(電子レンジの窯にも良いところはあるよ)

 

このペインターズキルン君、、、個体ごとにクセがあるらしく、ベストな温度を探るまでのテストが必要。

 

私の場合、フルフュージング(完璧に溶かす)は780度→770度→760度と10度ずつ下げ、ようやく決定。(この時点で3日)

 

タックフュージング(形を残して溶かす)においては730度→720度→710度とこちらも10度ずつ下げてようやく決定(プラス3日)

 

テストだけで6日もかかりました😵‍💫せっかちな自分、よく耐えた。

 

でもまあ、一度自分の窯の適正温度がわかればあとはそれでずっといけるので〜。

 

ステンドグラスとガラスフュージング。

この2つの技法を使ってこれからあれこれ実験してみたいと思います〜😆

 

もちろん電子レンジの窯もこのまま大切に使うよ!私のガラス歴史の中の大切な道具の一つです!

ガラスがきれいに見える季節

11月だというのに夏場が続き、、、

今週末からようやくこの季節らしい気温になるようです。

 

我が家のリビングは日当たりがとても良いのですが、初夏〜秋までは太陽の位置が高すぎて西陽以外、部屋まで光が入ることはありません。

 

が!

 

この季節はだいぶ太陽が傾くので午前中から柔らかな陽の光が差し込みます。

 

ステンドグラスの作品をリビングに並べて飾っているのですが、柔らかな陽の光を受けて、なんとも美しい😍

 

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今日はお休みなので何を作ろうか思案中です。

 

 

電子レンジでガラスフュージング アートボックスごえもん

昨年の秋にステンドグラスを始めてガラスで何かを作ることに魅了されてます。

 

ガラスのキラキラ輝く感じは、端材となったカケラでさえも美しく、捨てるのが惜しまれ、、、

 

どうにかこのカケラたちを有効活用できないかと調べたところ『ガラスフュージング』なる技法があることを知りました。

 

ステンドグラスはガラスの色や風合いをそのまま活かして組み立てるけど、ガラスフュージングはガラス溶かして出来上がったものを楽しむというもので、ガラスつながりでありながら、大きな違いがあります。

 

そんなわけでガラスを溶かしてみたくなり、まずは第一歩として電子レンジでフュージングが楽しめるという『アートボックス ごえもん』をminneで購入。

https://minne.com/items/31705377

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とっても親切に色々と教えてくださる方から購入できたので問題なく体験することができました〜。

 

この釜にガラスのカケラを置いて10分くらい。ただのカケラが美しいまるっ!になります。

 

なんともかわいらしく美しい!

それがこれ!

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どんな世界にもその分野における知識が必要となりますが〜

 

それは失敗談も含めて自分の健忘録のためにも今後書き留めていきたいと思います!